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ROXXの責任者ポジションとは?

こんにちは!ROXXの福士です。

2021年1月に入社された藤峰さんと2021年3月に入社された伊藤さんにagant bank事業部のマネージャーポジションに求められることについてお話を伺いました。

agent bankについては以前、藤峰さんが記事を投稿していますのでこちらをご覧ください


ー 自己紹介

ー ROXXのマネージャーやゼネラルマネージャーはどのようなポジションでしょうか?

伊藤:ROXXのリーダーは他社ではマネージャー(以下略、Mgr)と同等の裁量権を、Mgrは他社のMgrよりも大きな裁量権を持っていると感じています。業務としてはメンバーマネジメントはもちろん、それ以上に自組織の戦略を決めたり新しい事を生み出していくことが求められるポジションです。

藤峰:伊藤さんと同じく、私も他社よりも裁量権は大きいと感じています。ROXXのTuning(行動規範)にもありますが、物事を決断し自分でできる方法を考え言語化し行動すること、そして最後まで自責でやり切ることが求められるのがROXXのMgrのポジションです。

さらに事業責任者であるゼネラルマネージャー(以下略、GM)になるとMgrに裁量権を持ってもらい行動を促す立場になるので、いかに示唆を与え続けるかが重要だと思っています。「この方のここがすごいから学びたい」「自分にはここが足りないから成長する必要がある」ということをGMやMgrが部下に示唆し続けなくてはならず、自分の器以上になれるよう私自身も学び続けることが必要であり考え続けることが大事だと考えています。


ー GM、Mgrとしてメンバーとどのように接していますか?

伊藤:組織の風土として”達成し続ける”といったカルチャーがあります。そのため自発的に業務へ向き合ってくれているメンバーが多いので、その自発的な姿勢を評価しつつ各メンバーのWill(本人が実現したいこと)に対して、どうすればそれが叶うのか、何を頑張るべきなのかを紐付けしていくことを意識しています。1on1ではメンバーと売上などの数字よりも「この先どうしていきたいか」「(各メンバーのWillに対して)今の課題はどこにあるのか」といったことを中心に会話しています。藤峰さんがこのようなコミュニケーションを私にしてくれて短期間で自己成長できたと実感しているので、私自身も各メンバーのWillに向き合うことを強く意識しています。

藤峰:私も1on1では今後成長しやりたいことを叶えていくために(Will)、その不足部分を補う動きができているのか、課題に対して何をするべきなのかという話を中心に各々の目標やKPIについて話しています。Willを聞き、そのためにどうすべきかメンバーと向き合い、それを叶えるための動きと今の動き方にギャップが生まれていないかなど意識するようにしています。1番はチームや個人のWillに紐づきながら会社のWillにも紐付けたマネジメントができればといいなと思っています。

その上でカルチャーを作ることを意識していて、Mgrだけが伸びてもその方々が退職されたらカルチャーが弱くなってしまうと思うので、メンバーやリーダーも一緒になって文化を作り底上げをしていくことが重要だと考えています。

ー では、個人についてもお話をお伺いしたいのですが、ROXXでGMやMgrになりたいと思っていましたか?

伊藤:私はなりたいと思っていました。個人的に自分の成果を出すことよりもメンバーに成果を出してもらうことに関与できた時の方が嬉しいとこれまでの経験の中で感じていたからです。
主人公になりたい思考の持ち主ではないので、Mgrなど各メンバーの活躍をサポートするポジションの方が自分の性に合っているのではないかと感じていたので、Mgrとして事業部を支えていきたいと考えていました。

またROXXの役職者に当てられる裁量権の大きさがとても魅力的でした。Mgrのポジションは小規模な会社の社長のような役割になるのでその経験をいち早く積みたいと思っていました。

藤峰:入社時、agent bankのSales&Promotionチーム(インサイドセールスとフィールドセールスを統括するチーム。以下略、S&P)のMgrになりたいと思っていました。
長くHR業界で働いていますが人材紹介事業の立ち上げに携わったことがなく、どのように事業の立ち上げを行い、売上を伸ばし事業成長させているのかを知りたく、ROXXに入社しました。入社後、S&Pチームのメンバーとして業務を行っている中で組織に対する課題感を感じていたので、組織課題を解決することで一緒に働くメンバーとよりポジティブに仕事に向き合えるのではないかと感じ、S&PチームのMgrを目指していました。

あとは私自身、メンバーとして働いている時からカルチャーを作っていきたいと思っていました。役職者になりたいからといってなれるわけではないですが、役職をいただいた以上にはカルチャーを醸成していきたいですし、チャレンジしてみようと思いGMになったという経緯もあります。


ー GM、Mgrになってみてメンバーの時の動きと変化はありましたか?

伊藤:Mgrになって業務内容が少し変わってきたかなと思っています。就任時はなかなか商談の現場から離れることができませんでしたが、今は商談はメンバーに任せるようにしました。

現在は、
「各メンバーのパフォーマンスを最大化していくためにするべきこと」
「自組織を中長期的に伸ばしていくためにするべきこと」
について考える時間を確保し、計画・実行する業務が増えています。

藤峰:考え方は基本的にはメンバーの時から変わっていないです。
自分の原体験を含めて、人がどう成長しキャリアを描いていくか、私自身が向き合い、メンバーにも向き合ってもらうように変容させることが組織において大事だと考えています。個々の成長が結果的に組織の成長に繋がると考えているので、個々の成長を軸としてその上で各チームの組織、事業部としての組織、と成長を描けるようになっているかと思います。

ただ、見るべき組織が大きくなると各組織ごとの理解が浅くなってしまうため、それを深めるのはすごく大変でした。事業戦略と各組織の溝を無くすためには自分一人では力不足のため、いかに各Mgrと協働していくかが課題だと思っています。GMになって「事業のどこを重点的に伸ばしていくべきなのか」という判断における思考の深さや広さが拡大したという感覚です。


ー 裁量が大きい分、プレッシャーがかかることも多いと思いますが、そのプレッシャーに対してどのように向き合っていますか?

伊藤:プレッシャーを感じることはもちろんありますが、それ以上に自身が関わっている事業が成長していること、またそれに伴い一緒に働くメンバーが成長していることを肌で感じているので、ある意味プレッシャーを楽しんでいる面もあります。

藤峰:私の場合、そもそも自分を成長させるためにROXXに入社を決めました。35歳を超えた時に、世の中にインパクトを与えるような高い成果を出し続けないとダメだと思い、今もそれを常に自分の戒めとしています。一般的に年齢が高くなると固定概念が強くなると言われがちですが、常に自身の思考や価値観をアップデートするために前職の同僚も含め、積極的に社外の方と交流をするようにしています。役職が上にいけばいくほどプレッシャーが増えるのは当然だと思っているので、プレッシャーは自分やメンバー、会社のためになると考えて受け止めています。


ー では、先ほどお話しにもありましたが、おふたりが感じているagant bankのカルチャーとはどのようなものでしょうか?

伊藤:事業部内でも部署ごとやチームごとにカルチャーがあると思っていて、agent bank事業部のカルチャーを一言でまとめることは難しいです。ただ、agent bank内で決定した成功報酬総額を伸ばすGross Merchandise Value( 流通取引総額、以下略、GMV)戦略に注力したことによって、全員の顧客思考が高まったと感じています。つまり、”顧客の売上が上がる=GMVが伸びていく”ことがシンプルに顧客の成功に繋がるため、今まで以上に顧客の成功のために何ができるのかといった考えは深まり、事業部のメンバー全員がより顧客の成功に向き合うことができています。

以前はどちらかというとチーム内でも何を大事にすべきか意見が分かれることも多く、本当の意味で顧客の成功に向き合えていたかというとそうではなく、各々の組織が各々の目標を達成させるためにぶつかることも多かったです。ですが、今の事業部では”顧客思考かつ顧客の成功の先に事業成長がある”というところに全員が向き合っています。事業部のメンバー全員が同じ方向にベクトルを向けることができているところがカルチャーとしてあると思っています。

藤峰:会社全体として、自責で物事を考えることができる方が多いと感じていますが、agant bank事業部は特にそれが強い組織だと思っています。ただ個人的には、組織として他部署との連携がまだまだ弱いと感じています。各々が当事者意識を持ち、プロダクトに対して共通の課題を1つ持つことでお互いのベクトルが揃いスクラムを組んで戦うことができるのではないかと思っており、顧客のためにより連携を強めていける組織にしていこうと考えています。
例えば、隣の山が燃えている時に、燃えてるならうちではそうならないように頑張ろうではなく、隣が大変な時に一緒にできることを考えて少しでも火を消してあげようみたいなことができるような組織が理想です。

ー 伊藤さんからみた藤峰さんはどういう上司でしょうか?

伊藤:藤峰さんの魅力的なところは多くありますが、その中でも特に魅力的な2点をお伝えできればと思います。

1点目は人に向き合う姿勢です。藤峰さんは、人が成長するまでとことん向き合い続けてくれ、ここまで向き合ってくれる上司は中々いないと思います。事業成長のための1つの手段として各メンバーに向き合う方はいるかもしれませんが、藤峰さんは事業成長との紐づきではなく本当に各メンバーが成長できるように向き合うことを大事にされているのは非常にリスペクトしています。

2点目は調整力に長けているところです。100名規模の組織に対して、物事を調整、交渉し、全体最適を考えた着地をさせるバランス感覚が圧倒的に高いと感じています。これはROXXの中でもズバ抜けて藤峰さんができることだと思っています。

藤峰:ありがとうございます!私は人のことを好き嫌いで見るのではなく、その人の良いところと足りない部分をじっくり観察して、一緒に伸ばしていきたいと考えています。その中で、成長する気持ちがあるのかないのかの見極めはしています。伸びたい気持ちが感じられなければ寄り添いはするもののビジネスライクの向き合い方にはなってしまいます。結局本人がモチベーション高く働かないと成長しないので、その人の向上心を見て動いてるところはありますね。

調整力という観点では、”どうすべきか”だけではなく”どうしたいか”という考え方も守ってあげないと上手くいかないので、事業部としての判断とそれぞれの考え方を調整し1番いい着地をすることがその人にとっても事業部にとってもいいものだろうと考えていて、そこは意識して動いています。ただ、GMになって葛藤していることは上にいけばいくほど時にはドライな判断も必要になるので、そこのバランス感覚は難しいです。


ー では、藤峰さんから見て伊藤さんはどういうMgrでしょうか?

藤峰:そうですね。伊藤さんは私とは正反対で人懐っこいのと合理的に物事を判断した上で決断していくタイプだと思っています。正解に導くための力を持っていて、合理的な考え方であるからこそ、判断を間違わないのは大きいです。その上で、合理的な考えだけでは難しい部分は持ち前の愛嬌で上手に調整ができる方です。伊藤さんに任せたことは全て結果を残しているところが純粋にすごいなと感じています。


ー 最後に、どういう方がagant bankに向いているか、どういう人と一緒に働いていきたいですか?

伊藤:S&Pチームは、agant bank事業部において最前線のフロントポジションになります。重要なポイントとしては、
「agent bankが目指す世界観やプロダクトに対して共感できる方」
「既存の人材紹介やHR業界に対して課題を感じている方」だと思います。
フロントでセールスしてると大変なことも多いですが、agent bankがチャレンジしている新しいマーケットを開拓していきたいという思いが軸にあれば、一緒に頑張っていけると信じています。

さらに、ご本人の目指すべき方向性やWillが強くある方が活躍できるのではないかと考えています。その2軸が揃っている方は結果も出していけますし、そういう方と一緒に働けると私個人としても率直に応援しがいがあります。

藤峰:役職が欲しい!という夢や野心を持っていることは良いことだと思いますが、ポジションだけにWillを持っているとROXXでは活躍するのが難しいと思っています。
役職がつくと裁量権が与えられますが、責任とやり切る力を高いレベルで求められます。また役職を目指すにせよ、ただ”自分がこうなりたい”だけではなく、”こうなるためにみんなでうまくやりたい”という何かを成し遂げるために仲間とスクラムを組める方が理想です。欲を言えば、伊藤さんも言っているようにプロダクト愛を持ってるとか、既存の人材紹介事業とかHR業界に対しての課題感を持ってそれを払拭するためにこのプロダクトでなんとかしていきたいという思いを持ってる人と一緒に働きたいなと思ってます。


ー ありがとうございました!

今回は、agent bank事業部 GMの藤峰さんとMgrの伊藤さんにインタビューさせていただきました。メンバーの成長をサポートしながらご自身もアップデートされていくお二人に今後のご活躍も期待しています!

ROXXではS&Pチームで一緒に働いてくれる仲間を募集中です!
みなさまのエントリーお待ちしております。


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