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2024年 世の中を変えるための第一歩に向けて

新年明けましておめでとうございます
人事を担当しております。西村 宏登(Hiroto Nishimura)です。
年末年始は皆さま、いかがお過ごしでしたでしょうか。

2024年の干支は「甲辰(きのえたつ)」で、干支の意味合いとしては、「春の日差しが、あまねく成長を助く」、つまりあまねく光に照らされ、急速な成長と変化が起きる年になることを指し示すそうです。

いつも表に出ているものばかりではなく、日ごろ隠されていた、人目につかなかったところにまで光が届き、成長や変化を促すことを表すようなので、人知れず頑張ってきたことが認められる年になるかもしれません。

ROXXは今期10周年を迎え、1月より第二四半期が始まるタイミングです。おかげさまで、第一四半期も90名近い新しい仲間にジョインが決まったことに加え、1月からもさらに頼もしい仲間たちと共に、邁進していきます。また4月には10名を超える新卒メンバーもジョインします。

ふとカレンダーを一年分見直したのですが、昨年同時期から人員数は約2倍となり、自身が立ち向かっている仕事にも色の変化があり、1年で眼に見えている景色も大きく変わったと同時に、あれやこれやと反省しなければならないと、年末年始で振り返っていました。

本年は、新たなフェーズにROXXが入る年になります。人事においても同様のことが言え、更なるドライブが必要とされる年となるので、特に人知れず頑張ってきたことが報われる仕組みを構造的に創り上げる第一歩を踏み出したい。というのが目下の目標地点となりそうです。


歴史から学ぶ、時代の転換点

実は、先日イギリスに行く機会をいただきました。サッカーが好きなので、プレミアリーグやヨーロッパリーグを観たかったというのも正直にあるのですが、イングランド北西部にあるリヴァプールという、産業革命時には商業都市・貿易港として繁栄し、イギリスの発展を支えてきた街が、第二次世界大戦以降ロンドンの発展とは裏腹に地方の港町、という位置づけになった背景。そして、そこからどのようにして音楽文化が花開き、60年代に世界を席巻するビートルズなど、若者音楽のメッカになったのかを肌として感じたかったというのも目的の一つとしてありました。

もとより、イギリスは現在にまで続く厳格な「階級社会」であり、所謂「上流階級(地主、貴族、聖職者等)」と「中流階級(資本家、医師、弁護士等)」、「労働階級(単純労働に従事する方等)」の間には厳然とした差がありました。

同じ街の中でも、住む場所も違えば仕事場のある場所も通う学校も違い、それらの間の生活水準には雲泥の差があり、労働者階級の若者が所謂「成り上がる」ためには、芸能界に入るしかないというのが実情であったのかもしれません。

過去の歴史を紐解いてみると、想像だにしていなかったところから、とてつもなく「かっこいい」ものが生み出されていることがあり、まさにビートルズは、当時の中心街ロンドンではなく地方の港町であったリヴァプールから出てきた、というのは、まさに時代を変えたのだと、時代の転換点であったといえます。それは決して偶発的なものではなく、当時リヴァプールはイギリスとアメリカを結ぶ大西洋航路の主要な港町で、アメリカのレコードが入ってくる入口となっていたというのも興味深いです。

そして何よりも、これは偶然か、ビートルズがアメリカ進出したのが、1964年のまさに「甲辰(きのえたつ)」の年でした。

データのその先にある情報に触れること

驚きという意味では、iPhoneを初めて手にした2008年、今でも当時の衝撃は忘れもしません。そこからインターネットは急速的に普及しましたが、まさに文字、記号に依存するデータでやり取りする手法がいまだかつてないほど重要視され始めたタイミングと認識しています。

エマニュエル・レヴィナス氏というフランス出身の哲学者の方がいまして、細かいところは割愛するのですが「他者論」という、私たちは言葉というものに頼りすぎてはいけない、という指摘があります。

言葉というのは記号、いわば数字と同じで要するにデータであり、伝導媒体であるわけです。しかし、レヴィナス氏はそのデータだけに頼りすぎてはいけない、何が起きているかは「他者の顔」にきちんと目を向けることでしか正確に把握できないし、あなたの情動も伝わりにくい、という話をしています。まさに今私もデータをお送りしている次第です。

そうした際に気付くべきは、自分の視点からの理解と、「他者」に伝達されている理解は、ほぼ確実に異なっている可能性が高いというわけです。逆に考えますと、文字情報のデータだけで会話するのではなく、顔を合わせた上で異なる見方をする「他者」と交わることにより、学びや気づきを多く獲得できる可能性があります。

これの教訓は「わからない」ものに対して、「わかろうとしない」という可能性を示唆するところから、例えばslackなどのテキストコミュニケーションで「全然わかってくれないな」と思っていたら、いざ面と向かって話をしたところ「あれ?すんなりわかってくれたぞ」という現象によく似ている側面があります。皆さまもご経験があるのではないでしょうか。

ただ、その瞬間に何でこの人の見え方が変わったのか、合理的に説明するのは非常に困難です。ニュアンスをテキストで表現が出来なかっただけかもしれません。とにかくその時は「わからなかった」ことが、なぜかはわからないが「わかった」となるという経験です。

「わかった」後と前では、自分自身もまったく別の人間になっています。なぜなら、今日の自分が、昨日の自分に同じ問いを投げかけても、いわば「バカの壁」に当たって、データ上の文字情報だけでは向こうに届かないからです。

まずは会話をしてみるなど、データだけ、文字だけの表面情報に頼らず、その先にある情報に対して、自ら積極的に触れなければ、学ぶ機会を逃していることもあるかもしれません。

10%改善するより、10倍にするのが楽。努力に逃げないこと

ROXXの今期の人事のテーマは「Focus on Success: 成功に焦点を当てよう。」ということにしています。

どういうことかと言いますと失敗を避けることと成功することは必ずしも一致しません。つまり、失敗をしないように時間を使っても、未来の成功を得ることはできないということです。強みに気付く、そんな言葉に置き換えても良いかもしれません。

もちろん失敗しないことは大事ではありますが、失敗を避ける、嫌なことを避けきった先に成功があるのかなと問われると、どんな時も往々としてそうではなかったかな、という経験もそうですし、先の歴史的にも証明されていることのように思います。

私自身も過去の反省が大いにあるのですが、とにかく無我夢中で「わかりやすい努力」に逃げて安心したがる、という悪い壁を多くの人間が持っています。これ自体は悪いことではないですが、とどのつまりは、努力の方向性を定めずにとにかく「わかりやすい努力」を一生懸命にやって、それで「努力している」になって安心しようとすることの末に、大きな成果が待っているかというと、必ずしもYESとは言い難いです。

一方で、全員に共通して言えるのは働く時間、つまり時間資本をいかにして効果的に使いこなすか、という論点です。そうした際に、成功から逆算して追い掛ける道を選ぶことが、最短距離で成果に繋がることが多いという結論です。

よって、「わかりやすい努力」によって壁にぶち当たる度に失敗を避け、避け切ることでは、成功を掴むことができないわけではないが、それは決して最短距離でいけるわけではなく、そこに向き合わないと投資している時間資本あたりの費用対効果は非常に低いままのはずです。

つまるところ、キャリアというのは自分が保有している時間資本を、いかにして社会または組織資本=売上や利益といった観点に転換して、最終的には給与、自分の金融資本に繋げていくかというゲームと考えるとした場合、最も効果的なアプローチは、成功している人を徹底的に言語化して同じことをできるようにする、というものです。そして、最も大事なのは努力という行動をしながらも、自分のキャリアとしてのポジションを確立することであり、勝てるポジショニングを取るために必死に戦略をアップデートし続けることが必須であるという事実です。

なぜかというと社内外問わず、職場も常に事業環境や組織環境に左右されていて、職場というマーケットも限りなく日々変化があり、そのマーケットでの市場価値は日々変動する可能性があるためです。

以前「大きな石から入れる、という話」でも近しい話題を出しました。

これの究極の事実は、その選んだ戦略のマーケットによって、努力の方向と方法が違うため、成果が出ない時はまず努力を疑うべきという事実です。

思考する技術よりも、行動する技術を磨くこと

10周年を迎えたROXXはこれからまずは次の10年に向けて、最短最速で事業成長を目指していきます。そうした際に、素晴らしい仲間が益々必要になってきていますし、先に述べたビートルズのメンバーのように、時代の転換点を創る新たなリーダーがたくさん必要になってきます。

それらを目指すために、環境づくりにおける人事およびCHROとしての役割は、属性という分かりやすいグループで考えるのではなく、お一人おひとり強み、多種多様なメンバーそれぞれが自分の強みに気付き、そしてそれを活かして、活躍、成長できる環境をつくることが非常に重要であると考えています。

一方で、自ら意思を持って変わろうという具体的なアクションがないと、いくら思考していただいても行動する技術がなければ成功は掴んでいただけないことも事実です。私が今このROXXにおいて唯一貢献できることといえば、その動機づくりぐらいかもしれませんが、最も大事な目の前の本質に向き合い、とにかく前に進めてみようと決意しています。

引き続き、「時代の転換点を創る」というミッションを軸に、いまだかつて見たことがない未来を一緒に目指せる仲間を採用という手段もそうですし、社内からもより増やしていけるよう、死力を尽くしていきます。

本年も多くの方にご面倒お掛けすることもあると思いますが、改めて「自分の力だけで変えることができない」 ことについて悩むのは、無駄なことだと思い、私はじめ、人事メンバー一同とともに、より良い社会を創るための事業を多く生み出せるよう、社内外問わず多分に頼らせていただけますと幸いです。

本年も、ご指導ご鞭撻のほど何とぞよろしくお願いいたします。

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