ROXX noteをご覧の皆さま、こんにちは！ROXX人事部の松本です。
今回は、2024年2月にROXXへ入社し、入社5ヶ月後にはMVPを獲得したZキャリア 人材紹介事業部 荒川 遥花（Haruka Arakawa）さんのインタビューをお届けします！

プロフィール

荒川遥花です。熊本出身で、大学進学を機に上京しました。現在29歳で、ROXXは2社目になります。

就職活動は、金融業界の営業職に絞って取り組み、新卒で大和証券に入社しました。
大学では経済学部に在籍しており、金融の勉強をするのが好きだったので、キャリアを築きながら資格を取りたいという思いと、両親が銀行に勤めているという影響もあり、入社先を決めました。

入社後は、3年ほど営業に従事した後、約2年間店頭業務や相続取引業務を経験しました。
仕事自体は順調でしたし、貯蓄から投資、資産形成に切り替えていくことが大切だという価値観は元々持っていたので、お客様にも自信を持って商品をご案内していたのですが、証券営業なのでどうしても証券の価値が下がるタイミングがあります。お金が関わってくることなので、どの商品が適切なのかというご提案が難しく、気持ちの切り替えに悩むタイミングもありました。

外回り営業以外の仕事にも挑戦してみようと、希望を出して店頭業務に異動し、一緒に働くメンバーにも恵まれたのですが、何か大きな不満があるというわけではないけれど、漠然と満たされない感覚が残っていました。今思えば、就職活動に臨んでいた際、自分の好きなことは何かという視点ではなく、ファーストキャリアを大事にしようという考えで就職活動に臨んでいたことで、自分が仕事に何を求めているか気付けていなかったのだと思います。

20代最後のチャレンジ

ROXXはエージェント様のご紹介で知りました。担当CA（キャリアアドバイザー、以下「CA」）の方から、「自分の好きなことで、心からお客様に勧められることに取り組んでみるのはどうか」とご提案いただき、自分は何が好きなのかを振り返ってみたところ、以前、教師になる道を検討していた時期があったことを思い出しました。自分は営業に向いていないのではないかという懸念を抱いていましたが、人と話すことや人に教えることが好きだと気付いてからは、人材紹介や教育に絞って営業職の応募をしました。

転職活動の中で大事にしていたのは、「自分が頑張った分だけお客様のお役に立てる」という軸です。ROXXは、「学歴、職歴関係なく、正社員になれる」ということを基軸に「時代の転換点を創る」というミッションを掲げているので、「私がCAとして頑張れば正社員になれる求職者様が増える！」と、自分の目指す方向性と一致していることにとても魅力を感じました。

ROXXはベンチャー企業なので、大企業に所属していた身としては、少し不安な気持ちがあったのは事実ですが、失敗してもいいから20代最後にやれるだけ頑張ってみたいという気持ちが強く、営業職としての最後のチャレンジにしようと、思い切って飛び込みました。
「これでダメだったら、私はきっと営業に向いていない！やってできなかったらその時に考えよう！」と、一大決心した当時の私は、大正解でしたね！笑

涙の誕生日を経て獲得したMVP

入社後はオンボーディングもあり、周りからのサポートを受けながら順調に経験を積むことができていましたが、あるエリア専任になったタイミングで成績が大きく落ち込みました。
もとより求人案件が多くないエリアだったということもありますが、私がまだCAに従事して3ヶ月ほどだったということもあり、そもそもの技術力が足りていませんでした。ちょうどその頃、私の誕生月だったのですが、誕生日の当日に、泣きながら当時のチームリーダーに話を聞いてもらい、ご飯をご馳走していただいたあの日のことは鮮明に思い出すことができます。

入社して間もない頃は、自分の実力がどこまでなのか試したいという気持ちがモチベーションになっていたので、成績が伸び悩むとかなりメンタルにも影響がありましたが、上司をはじめ、ROXXメンバーに話を聞いてもらえたことで、絶対に取り返そうとマインドセットをし直して取り組むことができ、入社5ヶ月後にはMVPを獲得することができました。

このMVPは、たくさんの方々の支えがあってこそ得られた結果です。当時は担当エリアが月単位で変わり、1度チーム編成もあったのですが、エリアや所属チームに因らず、チームリーダーとユニットリーダーが密にフォローに入ってくださいました。初回面談から見直そうと全て録音をしてチェックしてくださいましたし、毎日初回面談の壁打ちや求人提案ロールプレイングにお付き合いいただき、すぐにフィードバックをくださったので、早急にPDCAを回すことができたおかげで、順調に数字が付いてくるようになりました。私の努力を間近で見て、一緒に駆け抜けてくださる上司のサポートはとても心強かったです。

本当に人に恵まれていると感じる毎日です。チームは毎月の注力すべきテーマで都度編成し直されるので、毎回新しいチーム長の元で色々と学びながら、自分の成長を感じています。

求職者様の幸せと私の喜び

私が常々意識していることは、数ある求人の中で、求職者様が「何を大切にしていきたいのか」「現状で改善したい部分は何か」を丁寧にお伺いしながら進めることです。

ROXXがご支援している求職者様は、現在アルバイトや派遣、契約社員など、非正規雇用の方が多く、明確にやりたい仕事があるわけではないけれど「今」を変えたいという思いを抱いていらっしゃいます。もちろん正社員になることで、収入や雇用条件など含め、その方の人生を大きく好転させることができますが、なぜ「今」を変えたいと思われたのか、現状の不満を洗い出し、その理由を深掘りすることでその方の叶えたい未来が見えてくるので、その未来を叶えるためにはどんな仕事が良いのかを考えて、求職者様のリアクションを見ながら求人をご提案するようにしています。

信頼関係を築く上では、求職者様に納得して次の道へ進んでいただくことを何よりも大切にしているので、CAのプロとして接しながらも、どんな小さなことでも話してくださるように、普段は明るく求職者様が不安を抱くことのないように接し、面接対策では求職者様の人生がかかってくることなので、気を引き締めて臨むなど、メリハリのある対応を意識しています。

中にはご希望の職種が明確ではあるものの、現状を鑑みて転職が難しい求職者様もいらっしゃいます。というのも、未経験の中途採用で正社員の求人がまだまだ少ないという現実もあるからです。その場合は、アルバイトなど雇用の安定や社会保険等の保障がないとしても今すぐやりたいと思える仕事かどうかをお尋ねした上で、絶対に今すぐやりたいという意思が固ければ、その道に進んだ方がその方の幸せだと思うので無理に正規雇用、正社員の道を進めることはしません。安定を確保した上でやりたい仕事だとお答えいただいた場合は、将来的にそこを目指していけるようなキャリアを築いていきませんか？とご提案します。

CAに従事するようになって、求職者様の望む未来を叶えるために一緒に転職活動を頑張れていることが私自身の喜びにも繋がっています。

プロのCAとして

ー圧倒的行動量が質向上に繋がる

私はまだCAになって1年未満と日が浅いので、求職者様の望む求人をご提案したり、求職者様のお気持ちを引き上げたりするスキルは、今後さらに磨かなければいけない課題であり、CA歴が長い人に比べると技術力が伴っていないかもしれません。

ですが、そもそも経験値を上げるための経験の総量がなければ、学べる量も少なくなり結果的に質が上がるのが遅くなるので、目標を達成するためにも行動量は常に意識しています。数をこなせば必ず私たちの支援にぴったり当てはまる方とも出会えると考えていますし、成長するためにはトライ&エラーでも良いので行動し、周囲から助言を仰ぎ、改善を回し続ける。そうすればどんどん正解・成功に近づく、とプラス思考で常に邁進することを心がけています。

ROXXは営利企業なので、私が営業職として数字を追いかけるのは当然ですし、利益を上げられなければ、求職者様をご支援することができなくなってしまうので、業務内容にも全く乖離は感じていません。求職者様とお話ししていても、本当に心から幸せになっていただけている実感があり、楽しく働くことができています。

ー忘れられない求職者様

私がご支援した方が、入社後に楽しく働いていると言ってくださると、とてもやりがいを感じます。会社の方針と自分の方針がぶれていると思ったことは一度もなく、時代の転換点を創る、一人でも多くの求職者様のご支援ができるようになり、学歴、職歴も関係なく、非正規雇用でも正社員になる人を増やすということを、最前線でできているなと実感できるのはとても嬉しいです。

私がこれまでご支援してきた方の中で、特に忘れられない求職者様がいらっしゃいます。その方は中卒の20代後半のワイルドな男性で、私が初めてご支援する中卒の方だったのですが、まさにROXXのターゲット層である「本当に人生を変えたい」という思いを持っていらっしゃる方だったんです。今までの職務経験は工場と現場のみで、「地元からも逃げて出てきたけど、彼女の親に認められたいんです！」と。とても胸を打たれるものがありました。

ご支援の末、無事ご入社いただくことができ、「荒川さんのおかげでまじ楽しいっす！」と言ってくださいました。私のCA人生の中でもかけがえのない経験になると確信した瞬間でした。

ー落ち込んだ時は、必要以上に頑張らない

残念ながら私の力不足で内定辞退などが重なってしまった時や、体調のバランスが崩れた時はメンタルが堪えますね。そういう日は抗わずスパッと早く帰ります。その分、他の日に巻き返そうと頑張っています。
あとは、席の近いメンバーに話を聞いてもらったり、スマホを置いて早く寝たり。そうすると大体復活します。

悔しさをバネに目指す未来像

今はとにかくプレイヤーとして求職者様と向き合っていきたい一心です。
負けず嫌いな性格なので、悔しいと思うことは多々あります。そういう時は、圧倒的1位になって見返したいという気持ちで取り組んでいます。

担当エリアなどの状況や環境に左右されずに数字を上げていけるプレイヤーになるために、「荒川は数字も達成しているし、行動量も抜きん出ている。仕事の質も上がってきた」と誰しもが認めてくださるほど仕事を極めて、ROXXのトラックレコード（過去実績の意）を更新し続けたいというのが今の目標です。

将来的には、リーダーやマネジメントにも挑戦してみたいですね。
ROXXで私がどこまで成長していけるのか、自分でも楽しみです！

ー荒川さん、ありがとうございました！
未経験からの挑戦で、勢いよくMVPを獲得し駆け抜けている荒川さん。メンバーからの助言は全て徹底して取り組んでいるという真っ直ぐで素直な姿勢と、「毎日やりがいを感じられて本当に楽しいです！」と生き生きとした表情で語られる姿がとても印象的でした。今後の荒川さんのご活躍が楽しみです！

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