代表へ新規事業プレゼン!新卒プロジェクトワークとは?
こんにちは、ROXX人事の神田です。
今回は、ROXXの新卒向けプロジェクトワークに関してお話したいと思います。
今年は3名の新卒の方にご入社いただきました!
新卒プロジェクトワークとは?
新卒プロジェクトワークは、2022年4月入社の新卒研修の一環として実施しました。
コロナ禍ということもありリモートワークで研修も行うことも増えていたため、他の部署の方々や経営陣との関わりを持つことができる機会を創りたいと考え実施したものでした。
実施目的を「全部署との関わりを創出、主体性を育みながら挑戦していただくプロジェクトワーク」とし、新規事業を考えていただくという内容にしました。
周囲と協力しながら考えて取り組み、フィードバックを受けながらも前に進めて達成に近づけていただく、というプログラムになります。
フォロー体制として社会人2〜3年目の先輩社員にメンターを、壁打ち相手として新規事業責任者の植木さんに協力を依頼しました。
新卒プロジェクトワークのテーマ
何をテーマとして取り組んでもらうべきか・・既存事業における新規サービスを考えてもらおうかと思っていたのですが、植木さんに相談した際に「それだと面白くない」と一蹴され、決定したのが以下のテーマです。
代表中嶋さんに「Yes」と言わせるような、時代の転換点となる事業を考える
ROXXのミッションである「時代の転換点を創る」に絡め、そのミッションを叶える新規事業立案をテーマとして設定しました。
中嶋さんにも相談したところ「面白いじゃん!」と二つ返事で了承いただき、プレゼン発表も全社が集まるタイミングの1コンテンツとして実施することで確定、プロジェクトはスタートしました。
戸惑いつつも新卒プロジェクトワーク開始!
座学の入社時研修が終了し、4月の2週目から新卒プロジェクトワークを開始しました。
新規事業なんて考えたことがなかった新卒のみんなは、「まず何をすれば良いの?」と戸惑っていましたが、先輩のメンターがうまくフォローしてToDoを設定し、自分たちのアイデア出しからスタートしました。
当初想定していたのは新卒全員で1つの新規事業案を考えていくことでしたが、それぞれが解決したいと思う身近な課題が異なっていることもあり、一人一人がスタートアップのピッチコンテスト形式でプレゼンすることに変更しました。
個々で自分のアイデアを深めつつも、他のメンバーの壁打ち相手になって相談にも乗ったりと、楽しみながら協力して取り組んでくれました。
全員がつまづいた壁
新卒のみなさんがつまづいたのが、植木さんや中嶋さんへのプレゼンでフィードバックされた、「誰の課題なのか」、「その課題をどうやって解決するのか」、「そしてどうやってビジネスにするか(収益を得るか)」について考えを深めることでした。
▼執行役員である植木さんへのプレゼン
プロジェクト開始後10日目に植木さんへアイデアをプレゼンしました。
新卒3名が出した事業案は、以下です。
Kさん:仮想空間で初めてのインターン(就活以外にも活用できるもの)
Mさん:福利厚生サービス「家族をサポートし、家族でタスクをシェアするプラットフォーム」
Nさん:VRを使った出会いのマッチングサービス
まだアイデア段階でのプレゼンテーションでしたが植木さんから
それぞれの身近な課題から考えられており、面白い
ただ、「誰のどんな課題を解決するサービスか」がまだ弱い。アイデアからターゲット(誰)と課題を特定し考えて欲しい
そもそもこのプロジェクトワークで達成したいこと、目指したいゴールを各自で設定して欲しい(目的意識を持って取り組んでほしい)
と、「どうやるか」よりも「なぜやるのか」に主眼を置き、再考して欲しいというフィードバックをいただきました。
▼急遽実施となった代表中嶋さんプレゼン(中間発表)
そこから全社での発表に向けて各自が進めていましたが、新型コロナウィルスの流行もあり、全社発表日がずれることに。
発表日が延びるのであればより良いものにしたいよね、という中嶋さんの提案から、急遽途中報告という形式での中嶋さんに対して中間発表会を実施することになりました。
メンターがフォローに入りながら、アイデアをスライド資料にし発表に臨んだのですが、入社2ヶ月目でいきなりの代表プレゼン、新卒メンバーはこれ以上ないほどに緊張していました・・。
中嶋さんへのプレゼンで彼らがフィードバックを受けた内容は、以下でした。
Kさん:仮想空間で初めてのインターンを行うサービス
やりたいことはわかるけどどうやってやるの?
具体的にどういう人がターゲットなの?もう少し細かくしていくと、具体的な解決方法が変わるのでは?
Mさん:福利厚生サービス
目の付け所は良いし課題感もある、企業で解決するのもありだと思った
「あったらいいね」だけど、お金の流れを考えないと成立しないのでは?
企業側のメリットを考えられていない
事業として成り立つかどうかも課題
Nさん:VRマッチングサービス
総評、ビジネスとしていけると思った
既存のマッチングアプリにおける課題を解決できるもの
市場の説明をもっと入れたい、そのほうがわかりやすい
中嶋さんが見るポイントとしては、「本当に時代の転換点となるような事業かどうか」の一点。そのため、ビジネスとして成り立つかという着眼点は学生から社会人になりたての新卒のみんなにとってはまだまだ足りていないものであり、大きな壁となりました。
全員が褒められたものの、納得の指摘を受けたこともあり、最終のプレゼンに向けて企画の改善と資料のブラッシュアップ、そして発表に向けたプレゼン練習を各自で実施していきました。
最終プレゼン発表
プロジェクトワークの最終プレゼンは、全社員が集まる定例ミーティング後の時間を30分もらい実施しました。
任意参加にもかかわらず集まってくれた社員は約100名。その参加人数から、新卒がどんなプレゼンをするのか興味関心を強く持ってくれていたことが伝わります。
当日までにメンターに協力してもらいながら発表練習を重ね、いざ本番。
詳細は彼らの考えたアイデアに敬意を表して割愛しますが、新卒のみなさんは緊張しながらも素晴らしいプレゼンテーションで、聴講していた社員からも多くの賛辞の声が送られました。
(発表資料を少しだけお見せします)
中嶋さんからも「ここまで考えてくれて嬉しい、非常に良いものだった」とその場でフィードバックがあり、プレゼン終了後には壁打ち相手になってくれた植木さんから、「本当に素晴らしかったです!これからも、ROXX全体を引っ張っていくような活躍を期待しています!」とのコメントをもらいました。
学生から社会人へと何もかもが変わる大変な時期に一生懸命取り組んでくれた新卒のみなさん、そして先輩社員として彼らの悩みや相談に乗り、時にはハッパをかけながらプロジェクトを推進してくれたメンターの方々、壁打ち相手になって彼らと真摯に向き合ってくれた植木さん、彼らの発表をよりよくしようと2度もフィードバックをしてくれた中嶋さん、本当にご協力/ご対応いただき、ありがとうございました・・!
さいごに
今回の良かったことと改善点を振り返り、来年度はさらにブラッシュアップした内容で新卒研修を実施できればと思いますので、面白いことをやっている会社だなと感じてくれた方はぜひエントリーをお願いします!
(募集開始は秋頃から本格的にスタートします!もし今からでもチャレンジしたい!と思っていただきましたら、下記から是非ご応募ください!)