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全ての経験を意味あるものにする。5年間の留年を経て、新卒入社する私がROXXで成し遂げたいこと



自己紹介

ROXX noteをご覧のみなさん、はじめまして。ROXX戦略人事部インターンの下前理央(Rio Shimomae)です。2024年5月に内定をいただき、10月からインターンとして働いています。

現在は京都大学に在学しており、2025年3月に卒業を控えています。留年期間を含めると計9年間在学しているため、ストレートで卒業した同期メンバーとは5年間ギャップがある状態です。

私の就職活動は順風満帆なものではなく、社会のレールから外れてしまったような気持ちにもなりました。しかし、ROXXとの出会いを通して、自分と同じような気持ち、状況の就職活動中の方々が、一般的な就活生と同じように、当たり前に新卒として働ける未来を創りたいと考え、この度こうしてnoteで発信させていただくことになりました。

この記事が、現在の就活生はもちろん、私と同じような経歴や悩みを持つ留年経験者の方など、将来的に就職活動を考えているみなさんのご参考となれるよう、私がROXXへ入社した経緯や理由を振り返りながら、新卒というフレッシュな視点でROXXの魅力と今後の期待を綴らせていただきます。

ホノルルマラソンにチャレンジした時の写真です

1年生から留年、学校生活から逃避する日々

留年の始まりは大学1年生の後期でした。所属していたサークルでの人間関係のトラブルをきっかけに、対人関係に恐怖心を覚え、大学に通えなくなってしまったのです。サークルとは無関係の友人とも交流を控えるようになり、家に籠る日々が続きましたが、なんとか生活費を稼ごうと、オンラインで塾のアルバイトを始めました。
その後アルバイトから独立し、自分でオンライン塾を運営することになったのですがそれは「人間関係から逃げ出したい」というネガティブな着想からのスタートで、事業としても成功していると言えるものではありませんでした。

塾での起業が本当にやりたいことなのであれば、どこかのタイミングで集中的に大学の単位を取得して卒業するか、中退することもできたはずですが、今思い返すと、「就職したい」という本心を隠すために大学の卒業を先延ばしにしていただけで、全てが中途半端だったように思います。

ROXXとの出会いとZキャリアの「正社員化支援」

在学9年目に入るタイミングで、「自分と向き合いたい」と考えるようになり、就職活動に取り組む決意をしました。

留年を重ねる中で、強く社会からの疎外感や劣等感を感じるようになっていました。しかし逃げ続けるように日々を過ごしていく中で、このままではいけないと感じるようになり、再び社会に所属したいと願うようになりました。

エージェントからの紹介をきっかけにROXXの会社説明会に参加し、Zキャリアを通して非正規労働者の正社員化を支援するというミッションに強く心を動かされました。当時はなぜここまで共鳴するのか上手く説明できませんでしたが、内定をいただいた後にその理由を明確に意識する機会がありました。

ROXXでは年に2回、ROXX SUPER LIVEという全社会が開催されるのですが、私も先日同期である25卒メンバーと共に参加させていただきました。その際登壇した弊社COOの植木が話していた「『自分なんか正社員になれない』『一度レールを外れたら終わり』という世の中の価値観を取り除きたい」という言葉を聞き、「ああ、これは自分のことだな」と感じたのです。私も留年を重ねるうちに、「もう正社員にはなれない」「レールを外れてしまったから新卒就活はできない」と思い込んでいましたが、思い切って就職活動に取り組んだことで、ROXXと出会うことができました。私がなぜROXXの取り組みに対して強く共感し「この会社に入りたい」と願ったのか、理由が明確になった瞬間でした。

戦略人事部の一員として「留年経験者」の新卒採用へ

現在ROXXの戦略人事部でインターンとして、新卒採用及びインターン採用に携わっています。ROXXが従業員数1000人という、いわゆる大企業を目指す上で、非常にやりがいがあり重要な業務だと感じています。

その中で、自分と同じように留年や休学などによってギャップイヤーのある方々が、一歩目を踏み出すキッカケとなりうる新たな取り組みが出来ないかと、試行錯誤を重ねています。

留年を経験することで社会からの疎外感を感じ、正社員を諦めてしまっている方はたくさんいると思います。文部科学省の調査によると、学部卒業生のうち10%近く、人数にすると年間5万人近くの方が進路が決まらないまま卒業を迎えるそうです。(参照:文部科学省 / 令和5年度学校基本統計結果の概要

そういった方々が、社会人としてのキャリアをスタートできるきっかけを整えることが私の目指すことです。

まずは、多くの留年経験者の方々と接点を持ち、心情や悩みに寄り添える採用ができるよう尽力し、将来的に「キャリアを諦めないことができる社会」を実現するというROXXの取り組みに貢献していきたいと考えています。


ROXXも、留年経験者も、「ROCK」だ

これまで紹介させていただいた、私がROXXへの入社を決意した理由の他に、もう一つ入社を決めた大きな要因があります。

それはROXXという企業が「ROCK」であるということです。

ここで言う「ROCK」とは、ROXXが掲げるValueの1つであり、働く上で大切にしている価値観の一つです。「固定観念に囚われず、自らが正しいことを全力で証明する」という定義であり、以下のように詳細に説明されています。

世の中が良くなるために何が必要か想像する。

最初は自分一人のアイデアかもしれない、共感されないかもしれない、批判されるかもしれない、上手くいかないかもしれない、けれど最初から諦めていたら何も変わらない、だから声をあげよう、形にしよう。

荒削りでいい。時間がかかっていい。媚びなくていい。大事なのは大きな理想と熱意を持ち続けること。最後に残るのは本当に正しいものだけだ。自分を信じてやり切ろう。

ストレートな経歴の人材が採用候補者の大半である中で、一人ひとりの可能性を信じ、ギャップイヤーの有無に限らず、個人に向き合って採用するROXXという企業は、間違いなく「ROCK」であり、起業や留学、インターンへのコミットなど、やりたいことがあって卒業を遅らせる選択をした留年経験者も「ROCK」です。そして私のように体調不良や逃避がスタート地点でも、それを受け入れて先へ進み、諦めずに挑戦し続けることも「ROCK」であると考えています。

社会の障壁を取り除く「ROCK」な取り組みを続けるROXXの一員として、私も今後、留年経験者の新卒採用を推し進めていく所存です。様々なバックグラウンドを持った、ROCKな仲間と1人でも多く出会えると、大変嬉しく思います。


ROXXでは、25卒として一緒に働く仲間と、26卒以降で長期インターンとしてジョインしてくれるメンバーを募集中です!エントリーお待ちしております!

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