FY09納会のウラガワで。
こんにちは。
今回は、10月7日に行われたFY09納会についてお話しいたします!
運営の思いや、当日の裏側を少しでもお伝えできればと思います。
納会とは?
納会とは、半期に一回行っている締め会のことでROXX最大の全社イベントです。通常のROXX LIVEとは違い、全社の振り返りに加え半期の全社MVPの表彰や経営陣のトークセッションなどを行います。
今回の納会は以下のような構成で実施しました。
トータル120分とかなりボリュームのある内容になっています。今回は、その中からROXX AWARDS(MVP表彰)にフォーカスし演出することにしました。
なぜROXX AWARDSにフォーカスしたのか
ROXX AWARDSにフォーカスした理由は、10期のROXX組織人事のテーマが「人々を魅了するSTAR(ロールモデル)を多く生み出す組織を創る」であるためです。
ここでいうSTARとはいわゆるMVPを指しており、素晴らしい成果をあげ、メンバーが目標にするべきSTARを讃えることで、会社からの明確なメッセージにしたいという意図があります。
そのためには、MVPをこれまで以上に際立たせる仕掛けが必要だと考え、まずはこれまでのMVP表彰式における課題を洗い出しました。
見えてきた課題と打ち手
何度も時間をかけて話していくうちに分かったMVP授賞式における大きな課題は二つで、
受賞対象と受賞理由が不明瞭
盛り上がりに欠ける
というものでした。この二つを解消すべく、今回は下記を実施することになりました。
1.受賞対象と受賞理由を明確にする
これまでのMVP表彰は、表彰式まで「誰が」「なぜ表彰されるのか」がわからない状態でした。また、当日の発表だけではせっかくの表彰内容がROXXメンバーの記憶に残らず、全社のナレッジとして蓄積されません。
そして、まだ既存メンバーを覚えていない入社したてのメンバーにも「誰が」「何をやっているのか」という情報を早い段階で把握していただき早期活躍の一助となる必要があると考えました。
そこで、今回はノミネートされた人を事前に発表し、表彰されるまでにリードタイムを設け「誰が」「なぜ表彰されるのか」を知ってもらう機会を増やすことにしました。ロッキーミーティングやslackでの告知はもちろんのこと、ROXX AWARDS特設サイトをオープン。
また、ノミネートされた人たちのポスターを作成し掲示することで受賞対象と受賞理由のタッチポイントを増やし認識してもらえるようにしました。
実際にポスターを掲示した場所で記念撮影をしている様子を見かけたり、ポスターのデータをアイコンにしている方もいて、盛り上げに寄与してくれたのではないかと思います。
2.演出を刷新する
やはり、「特別感」のない表彰は盛り上がりませんし、盛り上がらない表彰は記憶に残りません。そこで、「表彰自体に名前をつけること」と「音と光を使った演出」を行いました。
まず、これまで「MVP表彰」と特徴のなかった表彰コンテンツ名を「ROXX AWARDS」と名づけ、ROXXらしいSHOWの要素を盛り込みました。
そして、Value賞、MVPにも名前をつけ、より特別感を感じてもらえるようにしました。各賞名は下記のような形で、ROXXのValueをいかに体現できたかが伝わる表現になっています。
受賞者には、ROXXらしいトロフィーが授与されました。
そして、音と光の演出です。
ROXXのオフィスにはかっこいいステージがありますので、これを生かさないわけにはいきません。
余談ですが、中嶋さんへ企画のプレゼンをするミーティングのなかで、いろいろと意見は出るものの「オフィスでできることには限界がありますし、他の同じフロアには別会社さんがいらっしゃるし、、、」と、できない理由をつらつら挙げていたのですが、中嶋さんから「最大限できることを全力でやってほしい」の一言をいただきハッとしたのを覚えています。弊社のTuning「できる方法を考え、言葉にする」がすっかり頭から抜けてしまって実現性ばかりに目を向けていた自分を恥ずかしく思いました。
そこから、今ROXXにある設備を確認し、最大限生かすにはどうしたらいいか?をベースにひとつひとつ理想に近づけていきました。具体的には、構成に合った照明の調整、コンテンツにふさわしい選曲、曲と照明のタイミングを合わせる、などです。
当日は、ステージと照明係は音声を繋ぎながら細かく状況を共有、何が起きても臨機応変に対応できるようにしていました。音楽に合わせて「3、2、1、はい!」で音と照明がぴったり合った時のSHOW感は社員の皆様にも伝わったのではないでしょうか。
こんな感じで役割ごとに細かく指示が記載されています。
実は早朝の人がいない時間にこっそりリハーサルを行っていました。
いざ本番
準備もイメージトレーニングもいくらやっても不安が拭えないなか、いよいよ開始しました。
社員のみなさんがステージに注目してくれている様子、音楽が雰囲気を作っている様子、受賞者がステージで照れながらもニコニコしている様子、すべてROXX史上最高だったと感じました。もちろん、音声や照明において想定外のトラブルも起きましたが、運営で臨機応変に対応しなんとか乗り切ることができました。
納会を終えて
終了後に実施したアンケートの回答内容には、
「成果を出した方をきちんと称えることができる素晴らしい機会であると思いました!」
「これまでの納会よりも動画など飽きさせない工夫が有りとても良かった。なにより動画のクオリティがめちゃ高いと思った。」
上記のようなコメントがあり、満足度が高いことが伺え本当にやってよかったなと思っております。
改めて、かなりの時間を割いて全体運営に関わってくださった竹下さん、木下さん、企画と運営に関して細かくレビューしてくださった中嶋さん、コンテンツにおける経営陣・マネージャ陣とコミュニケーションを取ってくださった西村さん、無茶振りながらも立派に司会を勤め上げてくださった司会のみなさん、最高のクリエイティブを作ってくださったROXX Creative Studioのみなさん、照明や設営など幅広くフォローしてくれた人事のみなさん本当にありがとうございました。
得意分野でプロジェクトに貢献する様がROCK
1人ではできないことを補いながらより良いものを作り上げる感覚がBAND
登壇者 x 司会 x 受賞者 x 観客 x 運営それぞれの立場による盛り上がりがSHOW
それぞれが全力で取り組んだ結果、最高にValueを体現している感覚を得ることができました。
一方で、機材トラブルやリハーサルでの確認点の漏れなど、反省点も多くありますので、次回は反省も生かしてよりパワーアップさせていきます。本当にありがとうございました!
以上、今回は、意外と見えない裏側と運営の思いをお伝えしました。少しでも伝わるものがあればいいなと思っております。受賞者のインタビューは別途記事になる予定なのでお楽しみに!