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【agent bank 】ママになってもキャリアは諦めない!

※本インタビュー記事は2021年2月16日に掲載した内容の再掲となります。

■プロフィール
高橋実加 (Mika Takahashi)
株式会社ROXX agent bank事業部タレントサプライ/サプライチームリーダー 2018年9月にROXXへジョイン。ジャニーズ好きな1児の母。 ※タレントサプライ=agent bank事業部で送客サービスを行っている部署の呼称。


ママになってもキャリアは諦めたくない、覚悟を決めて挑んだ育休明けの転職。

ー 事業立ち上げ期真っ只中での入社かと思いますが、ワーキングマザーとしてスタートアップに入社した理由を教えてください。

元々大手の人材会社に在籍していたのですが、産育休から復帰してこれ以上のキャリアアップは望めないと思ったことが転職のきっかけです。

前職はママにも優しく働きやすい環境でした。ただ「ママだから無理しないで、ここまでの仕事でいいよ」という優しさのベクトルが自分には合わなかったんです。自分としてはもっとやりたいのに上限を決められてしまうことが当時ストレスだったんですよね...。そこで、もっと自分が成長できる環境を求めて転職活動をはじめる決意をしました。ROXXとの出会いは、知り合いに「今とても面白い会社があるよ」と教えてもらったことがきっかけです。

最終的にROXXに入社を決めたのは、働く時間や場所で人を評価せず、仕事に制約をかけないだろうと感じられたからですね。

ー お子さんが出来て、自分自身の働き方を見直すタイミングだったんですね。

そうですね。必然的に子供が熱を出したらオフィスには出社できないですし、家事との両立もあるのでどうしても時間と場所の制限はついてしまいます。ただROXXであればそういう制約があったとしても、業務の幅を限定せずに働くことが叶えられそうだなと選考の中で感じたんです。

当時のROXXはまだagent bankを立ち上げるフェーズだったので、時短で働く環境が整っているわけではありませんでしたが、この会社だったらそういう環境を作っていけそうと感じられたことも魅力でした。

ー 転職時の軸は人材系と伺ったのですが、なぜですか?

新卒から前職まではずっと派遣業界で営業や営業企画等を担当していて、以前から人材業界の仕事がとても好きなんです。

私、仕事が趣味で、時折ふと「もし仕事がなかったらすごいつまらない人生だったんだろうな」と思うことがあります。なので仕事をすることでハッピーになれる自分のような人を増やしたいんですよ。自分の仕事を通してハッピーに働ける人を増やせる、そんなところに携われるのは人材業界ならではで、すごく好きところなんです。

ー どうして最終的に人材業界を選ばなかったんですか?

自分自身がママになって転職活動を始めた時にエージェントの対応に疑問を感じることが多くて。当時は子供も一歳くらいで家事と仕事の両立に追われる日々だったんですが、求人が毎日20件くらい送られてくるんです。そんなに送られても時間がなくて見きれないですし、マッチする仕事でもないというのはキャリアアドバイザーの方にお伝えしたのですが、それでも毎日大量の求人が送られてきて...。システマチックに流れ作業で対応されていることがメールから伝わってきて、「なんでもいいから決まればいい」って思われていると感じたんです。そういった求職者に寄り添えていないエージェントが増えてしまうと、求職者はハッピーにならないなと思ったんですよね。

ー なるほど。自身の実際の経験が活かされているんですね。

他にも小規模エージェントを見てはいたのですが、規模の小さい会社は求人が少ないんだろうなという課題も予想できてしまって。求人の選択肢が少ないと自分が持っている求人で口説こうとしたり、結局求職者の意向に寄り添えないということが発生しているんだろうなと思ったんです。その経験から自分が感じた人材紹介ビジネスの負をテクノロジーの力で解消できるagent bankに魅力を感じて、ROXXに入社を決めました。


人材業界のあり方を変革し、求職者にとって最良の選択ができる世界を目指していきたい。

ー 入社してから2年ほど経って、改めて感じるROXXやagent bankの魅力を聞かせてください。

ROXXのいいところはたくさんありますが、一番はこれまでの慣例に囚われないところだと思います。あとは意思決定が早いところですね。私、実は何度か部署異動しているんです。元々はお客様対応を行う部署に配属される予定だったんですが、当時はとにかく求人数を増やすことが急務だったので入社後1~2ヶ月はagent bankに掲載する求人をひたすら作ってました。その後もまた別の業務を任されて、結局入社当初に予定していたお客様対応の業務を始めたのは入社からしばらく経ってからでした。その後また1年程経ってから兼務として現業務にアサインされ、今年の3月くらいからは現チームに所属しています。個人的には事業が良いサービスになっていくためであれば、特定の職種や業務に固執する必要はないと思っています。なので人事異動に関しての意思決定が早いこともポジティブに捉えていて、色々な経験も積めますし、いいところだなと思ってます。

agent bankに関しては、この事業が大きくなれば人材業界を変えられるんだろうなという期待はありますね。大手が独占しているマーケットに挑戦していけるというのはすごく魅力です。

個人的には求職者志向が強いので、求職者がもっとハッピーであってほしいという気持ちがあります。今の転職活動って有名な会社やなんとなく出てきた広告にエージェントサービスを申し込むという流れで進めていくことが多いと思うんです。でもそうではなく転職という人生において大きな決断を任せるのであれば、自分にあったエージェントやキャリアアドバイザーを探せるサービスもしくはプラットフォームがあればいいのにと自分の経験を通して感じていました。なので、agent bankを通して求職者がより最良な選択をできるような人材業界にしていきたいと思っています。

ー 逆に大変なことってなんですか?

0→1で考え、答えを出すことが求められることです。私の所属しているチームは事業部内でも新しい組織なので、サービス内容や業務フローをゼロから作ることが求められます。ある程度型がある中でよりよくすることはこれまでもやってきたものの、今ないものをうまくいかせるためにはどうするかを考えるのは本当に大変です...。

あとは経営陣やマネージャーと会話する中で、物事を考える時間軸に自分との差をすごく感じますね。自分は1週間、1ヶ月という期間で物事を考えているのですが、彼らは10年後まで考えているんです。日々のコミュニケーションの中でそういう差を感じると、自分の未熟さを痛感します。

ー 約2年間ROXXで働いてみて、どういう人がこの会社には合いそうですか?

失敗を恐れないタイプの方が合うのかなと思います。答えがなかったり全員が探り探りやっているからこそ、失敗やトラブルってどうしても起きてしまうんです。なのでそういう事も楽しめたり、失敗も含めていい経験だったと言えるような方がいいのかなと思います。

逆に言うと、教える側もみんな正解がわからない中でやってみようっていう精神で取り組んでいるので、与えられることを待っているタイプの方はお互いにストレスを感じてしまうかもしれません。トライアンドエラーを繰り返して、みんなで正解を探していくようなことを楽しめる方が合うかなと個人的には思います。


ワーキングマザーだからこそ、この先もチャレンジし続けていきたい。

ー 最後になりますが、高橋さん個人として今後何か成し遂げたいことがあれば教えてください。

そうですね...。どちらかというと個人的にはなんでもやってみたいタイプではあるので、一回全部の職種を経験してみたいなと思います。agent bankだけでなく、back checkのサービスもすごい好きなので、そちらの事業でも全然いいですし。笑

それぞれの事業が目指しているビジョンが好きで、共感しているからこそ、そこで自分が何をやるかではなく、事業のためになるのであればなんでもやりたいと思っています。

私は入社時から時短勤務を継続して今はリーダーのポジションも任せていただいています。なのでこういった働き方を受け入れてくれる会社にはとても感謝しているんです。だからこそ、これからも多様な働き方に対する理解は続いてほしいですね。これは勝手な野望ですが、今後も産育休を経て活躍できる社員を増やすために、自分がロールモデルになれるよう頑張りたいと思っています。

あと個人的には女性のキャリア支援にすごく興味があります。今ってママになると年収が圧倒的に下がってしまう傾向があると思っていて、ゆくゆくはそういう課題解決にもチャレンジしたいです。具体的な時期を決めてるわけではないのですが、個人の希望に寄り添って女性の充実したキャリアアップを支援できる事業があれば、挑戦してみたいと思っています

ーーーーー 高橋さん、ありがとうございました!

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