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日本一のリファレンスチェックサービスの価値と未来像

経営陣インタビュー第2弾は前回に引き続きback check事業責任者の山田さんです。今回は、日本一のオンライン完結型のリファレンスチェックサービスであるback checkの価値と未来についてお話ししていただきました。

ー 早速ですがback check とはどのようなサービスでしょうか。

オンライン完結型のリファレンスチェックサービスです。リファレンスチェックは、書類選考や面接だけでは分からない候補者の経歴や実績に関する情報を、候補者の上司や同僚といった一緒に働いた経験のある方から取得することができるサービスです。候補者をよく知る他者からの評価のため、より客観的な視点を含めて候補者の適性やチームとの相性を判断することができるようになります。

ー back check事業責任者目線で、beck checkの一番のコアな部分は何だと思いますか。

back checkで取得したリファレンスレポートだと思います。オンライン完結型のリファレンスチェックサービスの最大の特徴はリファレンスレポートが溜まっていくことです。今後は、転職活動時だけではなく別のタイミングで利活用することができると考えています。

ありがたいことに現在多くの企業様にback checkをご導入いただいております。今後、選考プロセスにback checkを導入していただける企業様が増えれば、今以上にリファレンスレポートが蓄積されます。その信頼の蓄積ともいえるリファレンスレポートは、もしかしたら転職活動以外のシーンでも価値があるかもしれません。我々はリファレンスチェックを広めることのみならず、個人の「信頼」が価値に転換されるような世の中になっていくにはどうすれば良いかを日々考えています。

ー back checkで取得したリファレンスレポートが溜まることで導入している企業様が享受できるメリットは何だと思いますか。

新しくリファレンスを取得する負担が軽減できたり、選考のリードタイムが短くなることです。既にback checkでリファレンスを取得している候補者であれば、取得済みのリファレンスレポートを転用し利活用することができます。そのため、back checkの導入企業が増えれば増えるほど、自社の選考時に新たに取得する必要がなくなり、選考のリードタイムが短くなるのは最大のメリットだと思います。

ー 実際にback checkでリファレンスを取得する候補者側にはどのようなメリットがあると思いますか。

転職活動時に1度back checkでリファレンスを取得すると、back checkを利用している他社の選考時にも転用できることや、再度数年後に転職する際に前回のレポートと今回のレポートから自身の成長を伝えることができる部分です。

また、リファレンスチェックの利用シーンが転職時以外にも増えれば積み上げてきた信頼を客観的に証明することができる機会も増えるため、今まで以上にチャンスや機会が増えることに繋がっていくと考えています。そのためリファレンスの利用シーンを増やすことは事業としてもやっていきたいです。

ー 競合のリファレンスチェックサービスが出てきている中で、back checkが勝ち抜くポイントを教えてください。

2つあると考えています。
1つ目が、先ほどからお話ししているリファレンスレポートそのものになります。日本国内で最も利用されているオンライン型のリファレンスチェックサービスがback checkのため、転職活動時に取得したリファレンスレポートを他社の選考でも転用できる可能性が最も高いです。

2つ目は、リファレンスチェックの利用の事例や導入時の課題、乗り越え方などのノウハウが溜まっていることです。やはりリファレンスチェックを選考プロセスに初めて導入する企業様が多く、懸念事項や運用面で考えなければいけないことが多くあります。また、選考プロセスを変えるのは採用活動全体に影響を及ぼすことなので、正しく利用する必要があります。私たちは日本国内で最も利用されているオンライン型のリファレンスチェックサービスのため、あらゆる角度から事例や利用方法を提案することができる点は強みだと思います。

ー では、back checkが提供できるお客様への価値は何だと思いますか。

採用のミスマッチが減ることに尽きます。何のためにback checkが存在しているのかと言われると、やはり採用のミスマッチを減らすためです。候補者が入社後活躍できないと候補者側も採用企業側も不幸になると思っており、候補者が入社後に活躍できる可能性をいかに採用時に高められるかは、採用企業において最も重要な課題であり、そこに直結するのがリファレンスチェックだと私は考えています。書類や面接の限られた時間内では深くお互いのことを理解できなかったり、自己評価ではなく他己評価の方が、その候補者の日常の姿を正直に浮かび上がらせることができることもあります。多面的な評価を得ることはお互いのミスマッチをなくすことにも繋がり、採用企業からすると入社した人が活躍し、候補者からすると活躍できる会社から内定を貰えるので、そこが最大の価値だと思います。

ー 最大の価値を発揮するためにリファレンスを利用していただくのが私たちのミッションであり目的だと思いますが、back checkを利用していただく中でここまで使い倒して頂ければ本望ですというような理想像はありますか。

2つあり、1つ目はback checkが採用の振り返りの起点になって欲しいです。back checkは採用のミスマッチを減らすためのサービスですが、選考プロセスに導入するだけで必ずミスマッチが減るかというと100%保証できるものではありません。あくまでも、新しい角度から候補者の情報を得ることで書類や面接では知ることのできなかった部分を知ることができるサービスです。とはいえ、候補者の情報が増えることにより、採用の振り返りの仕方や学びなどに活かせる部分もあると思っています。採用を振り返った際に、うまくいっていないのであれば選考プロセスにおいて何が問題だったのか、面接やリファレンスチェックでどのようなことを質問して判断すべきかも含め、採用するかしないかの最終判断まで改善を回さないとミスマッチは減りません。採用の成功確率を高める判断力を上げる部分の起点に、back checkで取得したリファレンスレポートを利用していただけるととてもいいなと思っています。

2つ目は、入社後の活躍までback checkで取得した情報を利用して欲しいです。私は、採用の責任は入社後1年程度まであるのではないかと思っており、1年間活躍していただけたか、想定通りの活躍だったか、ここは採用人事が責任を持つべき範囲だと考えています。人事として活躍してもらうためにはどのようなサポートが必要なのか、どの部署に配属するのがベストなのか、どのような上司と相性が良さそうかなど、オンボーディングと呼ばれているところにback checkで取得した情報が利用できるのではないかと想定しています。back checkで取得した情報を元に、一人一人を深く理解しサポート方法をカスタマイズしていくところまで使っていただけると理想的です。

ー 今後どのように事業を拡大していきたいと考えていますか。

採用のミスマッチを減らす点において、現在はシンプルに現職や前職でどのように働いていたかをリファレンスチェックで取得するプロダクトになっています。そこからもう一歩踏み込んで会社との相性や配属予定のチームとの相性がback check上でわかるようにしていきたいです。

どんなに優秀な方であっても、相性が悪いチームに配属されると活躍できない可能性が高いと考えており、会社やチームとの相性は大きく採用成功とミスマッチを分岐する要素だと思っているからです。相性の側面までback checkがカバーできると採用のミスマッチがより減り、入社後のサポート方法なども精度が上がっていくのではないかと感じているので、その側面までカバー範囲を広げていくのが次の大きなステップになります。

ー では、back checkが進化し続けるために必要なことは何だと考えていますか。

まずはプロダクトの開発力を上げ、既存のお客様の採用のミスマッチの課題を理解し、事業として課題解決の精度をどこまで上げることができるかが重要だと思っています。その上で今までにないソリューションや新しいユーザー体験を生み出す創造力や、信念を持って新しいものを作り切ることが大切になります。また、大手企業の組織能力や採用課題、人事課題などをどこまで深く理解できるかが極めて重要になっています。

ー 最後にback checkを通してどのような世界観にしていきたいですか。

経歴や肩書きなどの表面的なことではなく個人が積み上げてきた信頼が高く評価される世界にしていきたいです。その上で転職活動のゴールが内定を貰うことではなく、相性のいい会社から内定を貰い、今以上に活躍しキャリアアップに繋がっていく世界観が理想的です。

また、back checkを使用することで採用のミスマッチが減ることはもちろんのこと、今まで採用すべきか判断できなかった属性の方が採用できるようになるなど、採用の選択肢が今まで以上に増える状態になっていくようなことも実現したいと思っています。リファレンスで取得した個人の信頼がさまざまな場面で利活用できるようになり、その信頼によって評価される世の中にしていきたいです。

ー ありがとうございました。


2回に分けて山田さんにROXXそしてback checkについてお話しを聞かせていただきました。
次回の経営陣インタビューは人事責任者の西村さんがROXXの未来の組織についてお話ししていただいたのでそちらをお届けする予定です。

ー 最後に
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