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【agent bank】社会に対する課題に本気な人たちの集合体

※本インタビュー記事は2021年2月9日に掲載した内容の再掲となります。

■プロフィール
大輪 一史 (Kazuhito Owa)
株式会社ROXX agent bank事業部 ジェネラル・マネージャー
2020年5月にROXXへジョイン。
趣味は料理で得意料理は茄子の揚げ浸し。 座右の銘は「因果応報」。

命を削って仕事をする、そんな視点で選んだファーストキャリア

ー まずはROXXに入社する前の話を聞かせてください。新卒で某大手人材会社に入社されたと聞きましたが、どういった経緯で入社されたんですか?

学生時代に大学内で仲間を集めて事業を作ったり、民宿を経営したりしていました。その時に自分が代表をやっていたので、時には崖っぷちの状況で大人と本気で交渉をしないといけなかったりすることがありまして、詳細はあまり言えないのですが……(笑)

就活もそういった状況のなかで取り組んでいてさまざまな企業の話を聞いたのですが、当時すでに本気で事業をやっていたからこそ、自分の命を削って働いている社会人って少ないなと感じていました。その中で唯一本気で仕事と向き合っていると感じられたのが、新卒の時に入社を決めた企業の選考で出会った方々で、そこに惹かれて入社を決めました。

ー その後、3年弱で転職されてますが、どういった理由だったのでしょうか?

新卒で入社した企業では人材紹介事業で法人営業を担当していて、成果はある程度の残していたのですが、それに対する報酬に満足できなかったんです。学生時代の経験もあり、これだったらデイトレードなどに取り組んだほうが効率的に稼げるなとか考えるようになっていました。(笑)

そこからは自分で事業をやった方が儲かるなという気持ちもあったので新たに副業として自分自身の事業を立ち上げたものの、3年目くらいでその戦略性のなさに気づきました。その場で売れるものはわかるけれど、5年や10年先まであり続けるものってなかなか今の自分の思考では生み出せないなと自分の力不足を痛感しました。

そこで、戦略性を身に着けるためにも当時興味のあったSaaSのセールスもやってみたいという思いから前職のメガベンチャーに入社し、SaaS事業セールス、M&A事業セールスや採用コンサル、アライアンス営業など、3年間で幅広く挑戦させていただくことができました。

「ビジネス=金儲け」だった自分との差を感じた、ROXXの思いと情熱。

ー 前職への転職動機は戦略性を身につけるためとのことでしたが、そこからなぜROXXに?

新卒入社した企業で営業担当をしていたネット系ベンチャーのお客様が軒並み3年くらいで上場していたのですが、自分はまだ「上場」を経験したことがないため、「(そのプロセスに)携わってみたい」「(その舞台裏で)何が起きてるのか知りたい」という純粋な興味がありました。

また、自分とほぼ同世代の経営陣・事業責任者・マネージャーの物事を考える目線や思考プロセスの違いなどを知りたいという思いもありました。

ー 例えばどういった点で差を感じました?

事業責任者やマネージャーと話して特に感じたのは、具体と抽象の行き来が速いということです。自分はどちらかというと具体を見たらずっと具体、視座あげたらあげっぱなしになりがちなので、その点についてはすごく差を感じました。

代表の中嶋さんからは社会に対する課題感や目指してるビジョンに本気なんだろうなということを肌で感じました。

正直、自分は中嶋さんのように世の中の何かを変えたい等はこれまで考えたことがなく、今まではどちらかというとお金を稼ぐことが働く目的の最優先事項でした。なので中嶋さんの話を聞けば聞くほど、長い目線や世の中を本気でこうしたいという強い思いは自分にはないと感じて、この人の近くで働きたいと思いました。



入社後に感じた、理想状態への最短ルートを常に考え行動する楽しさと苦悩。

ー 入社して半年ほど経ちますが、大輪さんが思うROXXの魅力はどんなところですか?

優秀なプレーヤーがたくさんいる成熟した大手企業と、抽象度高い戦略をきれいに描き続けてそれを現場のメンバーまで落とすことが上手なメガベンチャーを経験してきた中で、今経験させていただいていることはその両方が常に求められる点が魅力だと思います。やれることはすごく多くあるのですが、どこからどうやっていこうと考えられることが今の自分にとってはすごく楽しいですし、面白い事業フェーズだと感じています。

あとは苦しいことへの理解がすごくある会社だと思っています。ROXXは新しい価値を生み出そうとずっと苦しんできた会社なので、経営陣にもマネージャー陣にも苦しさを共有できる環境があります。そしてその上でどうするかを建設的に考えられる会社なので、組織としてのストレス耐性が高いのはすごくいいところだと感じてます。

それと理想から考える習慣が身についている人が多いと思います。より良いサービスであるためにはどうするべきかという考え方が当たり前になっているのは素敵なところだと思いますね。

ー 逆にROXXに入社してわかった大変さはどういったところですか?

良い点と表裏一体だとは思いますが、新しい何かを生み続けることの大変さは大手企業ではなかなか感じられないことだと思います。個人的には楽しいですが、どういう道が最短なのかを常に考えて一つ一つ新しい何かを作り続けることは、見方によってはすごく大変だと思います。

なのでこの苦しみを楽しめたり、面白いと思える人と一緒に仕事がしたいです。

ー そういう苦しみを楽しめるのってどういう人だと思いますか?

まだまだ小さい組織なので、「自分が事業責任者だったらこうやるのに」ということを常に考えられる人であれば楽しめると思います。事業の成長を楽しむことは抽象度も視座も高いので難しいですが、世の中にとって良いサービスを届けるということをビジネスとしてどこまで深く理解して、マーケットと向き合えるかが大切ですかね。とはいえ結構苦しいので、商売を楽しめる人でないとこの苦しさは乗り越えられないかなと思います。

僕の管轄する部署(セールスアンドプロモーション)であれば、お客様の経営課題を解決してあげたいとか、お客様の経営判断に良い材料を与えたい人が良いと思います。agent bankのセールスはお客様の経営に寄り添ったソリューションを提供できるので、逆にそういった点を楽しめないときついだろうと思います。

あとは自分の未来に対する希望や目的、野心のようなものがない人はそもそもチームを引っ張っていけないですし、事業をよくしていくという意味でも少し物足りなさを感じてしまうので、「ROXXの先に、またはROXXを通して何か自分が実現したいことがある」という人が合っているかもしれないです。自分はそもそもどうありたいのか、そのために何をやりたいのかが最初から明確な人の方が、苦しいことにも正面から向き合えるのではないかと思います。


世の中に価値ある何かを提供し続けるROXXは自分が作っていく。

ー 今後ご自身として成し遂げたいことはありますか?

会社として上場を目指しているので、そのためにも成果の安定化に貢献したいという想いが強いです。僕に求められているミッションも売り上げの最大化なので、ここはなんとしてもやり切りたいと思っています。

また中長期的には、「ROXXを世の中に価値ある何かを提供し続けられる組織にすること」にもチャレンジしたいです。

会社ってずっとあり続けることで価値を提供し続けられるものだと思うので、ROXXが今後もそうあるために組織力の強化に寄与したいと考えています。新卒で入社した会社では組織力が強ければ社員が仕事に情熱を持って働けるということを学んだので、その学びをROXXにも活かしていきたいです。そういった会社になることができれば、結果として良い人材も集まり、会社が目指すことの実現にもより近づけるのではないかと感じています。

ー そういう組織を作るために、何か取り組んだことってあるんですか?

入社したときに思ったことは、苦しいことはたくさんあるものの、吐き出せる場所がない、論理的に理解はしてくれるけど寄り添う環境がないということでした。なので環境整備をするために個人がやばいと思っていることを毎日日次でチーム全体が把握することを始めました。そうすることで必要な時にすぐサポートでき、最短距離で課題解決ができるような組織づくりを心がけています。やばいと思っていても言えない人は多くいるはずなので、そういう点でS&Pチームは今すごくいい状態かなと思います。

それと一人ひとりが情熱持って仕事するためには、社長の情熱が正しく事業責任者、マネージャー、リーダー、メンバーの順に浸透していくことが大事だと思っています。そのためにもまずはマネージャーである自分がしっかりリーダーを育成し、メンバーに対して正しくメッセージできるような人材にしていきたいと考えています。

ー 個人として中長期的にやりたいことは?

もちろん「ROXXを中長期的に価値ある会社にするためにどうするか」というのは自分が関わる上でのミッションではあるのですが、今の段階でそこに60歳まで関わるかは全く考えていないです。3年後なのか5年後なのかはわからないですが、最後は自分でビジネスをやりたいので、こういう世界を実現したいと心から思うことがあったらチャレンジしたいです。将来の起業を見据えても、今実践している抽象と具体を行き来しながら考えることは将来の役に立つと感じているので、起業を実現するためのビジネス経験を積ませて頂いていると思っています。

また起業して何をやるかはまだ漠然としていますが、世の中に対して価値がすごく高いことをやっていきたいと思っています。「自分が主導でアウトプットしたサービスを介して人が笑顔になる」というのが一番気持ちがいいので、そういったことを自分の事業で実現したいです。

元々は「金儲け」という観点からビジネスを見てきたのですが、その要素プラス「生き生き」がないと情熱は生まれないとこれまでの経験を通して感じています。事業ってキャッシュが強すぎてもガツガツしすぎるし、生き生きが強すぎても儲からないという構造なので、自分で事業をやるのであればこのバランス感覚を大切にしたいです。相手が笑顔になることを、できるだけ大きい仕組みで実現していくことが一番の理想です。

ーーーーー  大輪さん、ありがとうございました!


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