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Go for Talent -それぞれの強みを活かして前向きに働ける人事部へ-

ROXXでは半期に1度、ROCK/BAND/SHOWのバリューを体現された方にROCK賞/BAND賞/SHOW賞、最も成果を出された方をROXXTARとし、半期納会で表彰しています。

栄えある今回のROXXTAR賞は人事部の皆さんです!今回は人事部から神田さん、沼口さん、松川さんにお話をお伺いしました。
 


ー まずは、ROXXTAR受賞と聞いた時どう思いましたか?

神田:まさか受賞できると思っていなかったのでとても驚いたのと同時にとても嬉しかったです。

沼口:私自身ROXX AWARDSの運営側で、いかに社員の皆さんの活躍を讃えられるかだけを考えていたので、人事部が受賞していいんだっけ?というのは一瞬戸惑いましたが、評価していただけたことはとても嬉しかったです。

ー FY09下期どのようなお仕事をしていたのか教えてください。

沼口:Mission、Vision、Value(以下、MVT)の浸透が私のミッションです。組織人事としてはフォローアップ面談の実施、ROXX LIVEやROXX Cafeといった全社イベントの企画やROXXグッ

神田:私は採用や組織周りをミッションとして担当していました。主にagent bank事業部(https://agent-bank.com/)やCxO系の採用においてはエージェントとのコミュニケーション強化やクロージング戦略、事業部とのすり合わせなどを行っていました。組織においては新しくなった評価制度の浸透や評価の実施、新入社員のオンボーディングの企画と運用を行っていました。

また、人事全体としては下記を行いました。

▼採用
まず、最初に行ったのは契約しているエージェントの方々との関係構築の強化でした。事業説明から採用強化ポジションのご説明をさせていただきました。並行して社内では求人票のブラッシュアップと事業部へのヒアリング、通過率等から歩留まりの特定、解消に向けての動きをとりながら、採用が必要な部署でペルソナに沿った方を採用できる状態を作っていきました。
また、3月に立ち上げたnoteがうまく採用とリンクして機能し、興味喚起や会社の雰囲気のキャッチアップにおおいに役立ってくれました。特に面接官の情報として面接官のインタビュー記事(note)を求人票や面接日程のご案内と一緒に送ることにより、候補者だけではなくエージェントも面接官のことを理解してくれ、面接前から意向をあげることができたり、自社サイトからのエントリーも増やせたことも大きかったです。

また、採用における面接手法もValueをベースとした内容に変更し始めたのもこのタイミングになります。

▼評価制度
2022年4月に新しい評価制度に変わりました。背景は西村さんのnoteに詳細が書かれているので読んでいただけると嬉しいです。

上期から評価制度の理解促進を行っていて、現在地を確認すべく実際に評価制度を使って査定とは別に今の状態を事業部側で評価してもらい、その数値をもとにグラフを作成し、今のROXXの全体像(何が得意で、何が不得意か)がわかるようになりました。
FY10では評価制度の現在地からわかった得意不得意をどう伸ばしていくかを考えていくことに注力していきたいと思います。

▼オンボーディング
当初の課題として、入社した方が定着しないことがありました。そこで、配属先と人事で新入社員の方をフォローし、早期に活躍いただくための土台作りをすべく全体を企画しました。

オンボーディング内容
 1. 入社前に配属先のマネージャーやリーダーとともに
   リファレンスチェック(back check)を使った事前すり合わせ
 2. 入社時研修の整備
 3. 90日プログラムの実施
 4. 週次で新入社員の方々へのフォローアップ面談の実施

結果的に、新入社員の方からは「こんな手厚いフォローは初めて」であったり、配属先からは「面談でご本人の不安がわかって対処できた」という言葉をいただくことができ、離職率半減の数値にも寄与できたのかなと思っています。


ー 神田さん、松川さんは事業部から人事部へ、なぜこのタイミングで異動を希望されたのでしょうか。

神田:私が入社したのは2018年で、まだ会社全体で15名ほどの規模の時でした。人材紹介の経験を活かして前のサービスである「SCOUTER」に関わる想定で入社したのですが、入社したらSCOUTERはクローズ予定で人材紹介会社向けのサービスを展開していく(以前の「SARDINE」、現在の「agent bank」)と言われました。また、入社して2週間後にリクルーティングアドバイザーもやってくれと言われてカスタマーサクセスと兼務になりました。そこから異動も多かったのですが、入社当初から変化のスピードがとても早いことを実感しており、毎年社員数もどんどん増えていく中で、事業成長とともに組織もどう変化していくべきなのかを注視していました。会社全体が100名を超え、agent bankも事業が伸びるとともに組織における課題が散見されるようになり、事業サイドの経験を活かしてROXX全体の力になりたいと考え、希望して人事部に異動しました。

松川:私自身back check(https://backcheck.jp/)に魅力を感じ、この事業を広げていきたいという想いで入社を決めました。入社した当初は、フィールドセールスとして企業様にご提案を進める中で、まだまだリファレンスは市場に浸透していないが、確実に今後ニーズとしては高まってくるという実感を持ちました。
だからこそ、スピード感をもってこの事業を広げていきたいという気持ちの中で、back checkの世界観に共感し、一緒に事業を広げてくださるパートナーセールスの業務に興味を持ち、そちらの部署に異動しました。結果的にこの1年半の中で、個人や法人パートナーの方々と対峙させていただき、たくさんのエールをいただくことができたと実感をしています。
そうした中で、直近back checkの組織も拡大しており、入社してくださった方々の与えてくださるインパクトの大きさを痛感する中で、事業を推進してくださる方々の採用に携わりたいと言う思いが芽生え、人事部に異動を希望しました。

ー FY09の始まりは2人しかいなかった人事部から、人数も増え体制も変わりましたがどうでしたか?

 沼口:圧倒的にできることが増えました。2人体制の頃は採用オペレーションと最低限の組織運営しかできていませんでした。そこからどんどんチームメンバーが増えて、得意・不得意など適性を考えみた上で自分の良さや思考性を活かして働ける環境を整えていただけたおかげで、前よりも人事部として会社に提供できるものの質が上がっていると感じています。あとは、自分に合った仕事をやれることで人事チームのみんなが前向きに働けるようになっているのかなと。

一方で、今まで手がつけられていなかった領域にも取り組む必要性が出てきました。新しいことにチャレンジすることはワクワクする反面、一定のストレスがかかることだと認識していますが、今回はこれをみんなで乗り越えることができたなと実感しています。もともと身につけていた素養もあるとは思いますが、「人のために働きたい」と考えているメンバーがお互いのことを尊敬しつつ当事者意識を持って業務を進められていているのは今のチームのいいところだと思っています。

ー 最後にFY10も採用を強化し200人を超える会社になる想定ですが、どんなことをしていきたいですか?

神田:この1年、「人と向き合う」姿勢がROXX全体で変わったと感じています。事業部が複数あり、既存事業もあれば新規事業を創出する部署もあり、フェーズの異なる事業が同時に並行で成立しなくてはいけない状態なので、多様な経験スキルの方が活躍できる状態を作る必要があると考えています。全員ががむしゃらにただ事業を伸ばしていけば良いというフェーズは終わり、事業とともに人も伸びる状態をどう作っていくかが肝になってきたということです。

ROXX全体が次のフェーズに入り外部からの期待も大きくなり、求められるものもどんどん高くなってきましたので、各個人が「背伸びしながら」業務を遂行しないといけないという状態になってきています。
ですので、入社いただいた方が事業成長とともに自身も伸ばすことができる会社になれるように人事部から施策を実施していきたいです。また、採用枠もFY09に比べて約2倍増えますのでマネジメント体制の構築も今後の課題になってくると考えています。一つ一つ解決していかないといけませんが、「ROXXに入社して良かった」とみんなが思えるよう、事業と人を伸ばすために人事が一丸となって尽力しなければと思ってます。

松川:back checkは私が入社した2年前と比べ、約2倍の40名ほどの組織になっています。当時はできなかった様々な挑戦ができているなと実感をしています。一方で、組織が大きくなったことにより、agent bankが対峙した課題に、back checkも同じく対峙する1年になるなと感じています。

「事業の将来を見据えた中長期戦略を推進いただける層の採用」や「一人一人のキャリアを醸成できる育成支援仕組み」など、back check担当人事として人事部から、事業を伸ばせる状態になるように支援をしたいです。
そしてback checkはこれから更にギアをあげ、更なる挑戦フェーズに入っていくので、このタイミングでback checkの事業に携わることができてよかったと思っていただけるように事業部と力を合わせて組織作りをしていきたいです。

沼口:MVTの浸透を通して、ROXXのメンバーが前向きに楽しく働けるようサポートするのが私のミッションなので、極論そのためにはなんでもやりたいです。
もちろん、主語を会社にして、人事として何をサポートすべきか?どういう施策を実施した方が良いのか?などを考えることはやっていくのですが、それと同時に、組織や個人のコンディションがよくない時に、「人事を頼ればどうにかなる」だったり、「人事に話を聞いてもらえるとポジティブな気持ちになれる」といった感じで頼ってもらえる人事を目指したいなとも思っています。
そのためにはまず頼られる側の人事が前向きに働いていないと難しいなと思うので、私たちが前向きに働くためにそれぞれの強みを活かして働けるチーム、一番BANDを体現し続けているチームにしていきたいです。

ー 最後に

人事部の受賞理由

採用人事(noteやSNSを活用した採用広報活動、選考リードタイムの改善等)、組織人事(Tuning浸透、オンボーディング、フォローアップ面談、移転プロジェクト、ウェルカムグッズ制作等)の取組みをはじめとして、周囲の部門に協力を仰ぎ、密接に連携をし、各人事メンバーが能動的にアクションしていました。成果としても採用力は2倍、離職率は半減と過去現在を見ても、圧倒的な成果を出していたことにおける功績はまさに部門内だけに閉ざさず、ROXX全体のBANDを体現していたとして、表彰に値します。


【あとがき】
私自身も人事部の1メンバーとしてROXXTAR受賞と聞いた時、とても驚きました。2人からスタートした人事部に嬉しいことにたくさんのメンバーがジョインしてくださり、様々なことにチャンレンジすることができました。このnoteを立ち上げたのもFY09になります。
今年で10年目を迎えたROXXですが、これからも成長し続けられるよう人事部から盛り上げていきたいと思います。

インタビュー/編集:小林春奈

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